「泳げ!鯉のぼりくん」 地元高校生も参加して世界遺産の七里御浜海岸に約250匹
三重県熊野市の世界遺産七里御浜海岸で、こいのぼり約250匹が気持ち良さげに泳いでいます。
ゴールデンウイークの風物詩となっているこのイベント。初日となった27日は地元の高校生も参加し、約150人に手によってこいのぼりが一斉に揚げられると歓声が上がりました。
「泳げ!鯉のぼりくん」と名付けられたこのイベントは、地域の人たちが41年前の1984年に始めたもので、メンバーの高齢化で一時、存続の危機にありましたが、熊野市内の若者らが立ち上がり「みんなの鯉のぼりの会」を結成。去年からこのイベントを引き継いでいます。
七里御浜海岸では、熊野灘からの風を受けて約250匹のこいのぼりが大海原を泳ぐようにはためいています。
みんなの鯉のぼりの会西垣内新代表は「大型連休の間にぜひ一度足を運んでほしいです」と話していました。
この「泳げ!鯉のぼりくん」は5月5日まで、熊野市の七里御浜海岸でみることができます。(取材:中日新聞)