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三重県からは11人 春の褒章の受章者を発表

 今年春の褒章の受章者が発表され、三重県からは11人が選ばれました。

 長年にわたり社会奉仕活動に携わった人に贈られる「緑綬褒章」に1人、農業や商業などの分野で模範となる技術や功績のあった人たちが対象の「黄綬褒章」に2人、公共の事業に尽力した人などに贈られる「藍綬褒章」に8人が選ばれました。

 このうち、鈴鹿市消防団の分団長を務める打田守さん(68)は、消防業務の功績が評価され今回、藍綬褒章を受章します。

 打田さんは、1988年に鈴鹿市消防団の井田川分団に入団。2018年に分団長となってから現在に至るまで永年にわたり、消防業務に尽くしてきました。

 会社員を退職後も、分団長として地域の消防・防災活動に努めてきた打田さん。子どもたちに消防の大切さを伝えるとともに、地域のコミュニティでは防災訓練を定期的に行うなどこれまでの消防団活動を継続し、精力的に取り組みたいと話します。

 打田さんは「若い人に入ってもらうようなPRが必要。地元愛で消防団は成り立っていますので、地元の火災は絶対自分たちで消す、という気持ちを教えていきたい」と話していました。

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