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1770年のオーロラ記した貴重な写本も 原田二郎旧宅で企画展「書物がつなぐ殿町」

 紀州藩の藩校で松坂学問所などがあった松阪の城下町、殿町と書物との関わりを紹介する企画展が、三重県松阪市の原田二郎旧宅で開かれています。

 企画展では、多くの書物を収蔵していた松坂学問所と、医師の久留春三が収蔵した書物を収めた雨龍閣文庫に伝わる書物や関連資料、11点が展示されています。

 天文に関する写本には、西暦1770年7月に確認されたオーロラが記されていて、現存する写本3点のうちの1点となる貴重なものです。

 また、江戸時代から近代にかけて殿町に暮らし、著作を残した人たちの書物も展示されていて、武士の久世兼由の「松坂権輿雑集」は町の名前の由来や寺社、風俗などがわかる資料として松阪の歴史研究を支える基本資料として高く評価されています。

 松阪歴史文化舎の学芸員・扇野耕多さんは「宣長の影響を受けて、学問を志した人たちが殿町にいたということを知ってもらいたい」と話しています。

 企画展「書物がつなぐ殿町」は、松阪市の原田二郎旧宅で12月20日まで開かれています。

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