1時間で約70キロ 7月の河川愛護月間を前に清掃活動
河川の環境を整えることで防災につなげようと、19日、三重県鈴鹿市内を流れる川で、清掃活動が行われました。
河川に捨てられるごみなどは水質汚染につながるとともに、水流を妨げることで氾濫の危険性が高まることから、7月の「河川愛護月間」にあわせて行われているものです。
この日は、三重県鈴鹿建設事務所や鈴鹿市の担当職員16人が参加。県が管理する金沢川の河川敷に降りて、流れついたり捨てられたりしたごみを丁寧に拾い集めました。
ペットボトルやビニールごみなどのほか、さび付いた自転車といった粗大ごみも捨てられていて、職員らは力をあわせて引き上げていました。
三重県鈴鹿建設事務所の青木陽香さんは「台風などで増水した場合にごみとかがあると、はんらんした際に住民への影響が大きいと思うので、河川のごみを取ることによって、影響をなくしていきたい」と話していました。
1時間ほどで集められた約70キロのごみは市の処理施設で処分されるということです。