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高校野球三重大会【シード校紹介】海星高校

 夏の高校野球三重大会が7月4日に、開会式を迎えるのを前に、三重大会の注目校をシリーズで紹介。

 3回目は大会の第3シード、部員93人の大所帯、四日市市の強豪・海星高校。

 昨年秋の県大会では優勝、今年の春も3位と安定した成績を残し、27年ぶりの甲子園出場を狙います。

 今年の特長は守備力の高さ。エースは抑えの大西琢斗投手、先発は野手から転向した森部滉晟投手が担います。


 森部投手は「1試合に3失点以上は絶対にしない。チームにどれだけ良い流れを持っていくかを考える。堂々と投げ切りたい」と意気込みました。

 攻撃の軸は伝統の“機動破壊”。機動力で相手を翻弄します。

 先頭をつとめるのは、2年生でショートの宮本紘成選手。走攻守すべてに注目が集まります。

 宮本選手は「1番打者としてチームに勢いをつけて、自分が一塁に出たら、二塁を絶対に奪えるようにしたい」と話しました。

 2番はセカンドの小田悠太郎選手、判断力に優れゲームを組み立てます。

 小田選手は「ヒットを打つのではなく、バントやゴロ打ちなどで相手にとって嫌な打者になる」と話しました。

 3番は左打ちの川﨑迅翔選手、4番でキャプテンの水谷宗太選手は信頼厚いパワーヒッター。

 川﨑選手は「大事な場面で1本を打ち、自分のおかげで勝てたという試合が1試合でも多くできるように頑張る」と話し、水谷選手は「全員の力で三重県の5試合をすべて勝ち、甲子園に行くのが夢。それを今のチームメイトと実現することが自分たちの目標」と語りました。

 これまでの栄光のプレートに、新たな歴史を刻むべく練習に励んでいます。

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