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高校生 交際中の「性的暴行」でいじめ重大事態認定

三重県四日市市の私立暁高校で3年前、当時3年生だった女性が交際していた男子生徒から受けたとされる「性的暴行」について学校がいじめの重大事態に認定していたことが分かりました。

 三重県私学課によると2022年、暁高校で当時3年生だった女性が交際していた男子生徒から「性的暴行」を受けたとされたことについて、学校が一昨年の12月、「いじめ重大事態」に認定しその後、第三者委員会を設置して調査が行われたということです。

 関係者によりますと女性は屋外や校内などで20回以上、性被害を受けたということで、第三者委員会が今年6月にまとめた報告書では性被害が心理的負担になったと認定して女性がPTSD、心的外傷後ストレス障害と診断されたのはいじめが原因とし、学校に再発防止策を求めているということです。

 三重県私学課は県に報告書は届いていないが、学校の調査が不十分だと判断した場合は国のガイドラインにそって再調査を行うとしています。

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