青森県沖地震で三重県も震度1 海面変動の予報も被害なしか
8日夜、青森県東方沖を震源とする地震があり、青森県で震度6強の激しい揺れを観測しました。
この地震で、北海道から東北にかけての沿岸に津波警報や注意報が発表されましたが、9日朝に全て解除されました。
三重県内でも北部で震度1を観測しましたが、被害は確認されていないということです。
津市内の漁港では、朝から船の修理などをする漁師の姿が見られ、中には「不安な夜を過ごした」と話す人もいました。
三重県庁では、地震発生直後から職員が情報収集にあたりました。
桑名市、木曽岬町、川越町で震度1が観測されたほか、県南部で若干の海面変動の予報がありましたが、被害は確認されていないということです。
また、気象庁は、この地震で巨大地震が発生する可能性が普段と比べ、相対的に高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意報」を初めて発表しました。
呼びかけの期間は1週間程度で、防災対応が求められる自治体は北海道から千葉県にかけての沿岸です。
三重県の担当者は「防災対応エリアではないが、今後の発表などに注意してほしい」と話しています。