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電子デバイス出荷額は全国1位 半導体関連企業が工学部学生対象に説明会 三重大学

 半導体技術を基にした電子デバイスの出荷額が全国1位となっている三重県内の半導体企業を知ってもらおうと、21日、三重大学で工学部の学生を対象とした企業説明会が開かれました。

 三重県の電子デバイスの製造品出荷額が19年連続で全国1位となっていて、おととしには産学官が連携し中部地区で初めてとなる半導体ネットワークを設立して人材育成などの取り組みを進めています。

 しかし、三重大学の工学部では卒業生のうち県内の現場で働く人が約3割にとどまっていて県内企業の人材確保が課題となっています。

 説明会は、学生らに県内の半導体企業を知ってもらうことで就職につなげようと、三重県と三重大学が初めて開いたもので、県内に事業所を置く半導体関連企業17社が参加しました。

 説明会の開始とともにインターンシップが始まる3年生を中心に、多くの工学部の学生が会場を訪れ、企業の担当者から業務の概要や事業規模市場の動向などの説明を受けていました。

 担当者は「県内企業にたくさんの優秀な学生が、来てもらえるようにイベントを続けていきたい」と話しています。

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