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鏡餅に欠かせない葉付きみかん 多気町で箱詰め始まる 

お正月の準備が進む中、三重県多気町では、正月飾り用の「葉付きみかん」の撰果・箱詰め作業が17日から始まりました。

 「葉付きみかん」は紀州小みかんを品種改良したもので、大きさは直径2センチから5センチほどです。

 多気町では、約20軒の農家が鏡餅などに飾る「葉付きみかん」を栽培していて、収穫されたみかんの撰果と箱詰め作業が18日まで行われています。

 収穫して1カ月余り経っても葉が落ちにくい特徴があることから、長寿や子孫繁栄に御利益があるといわれ、鏡餅の上に飾る需要が高い農産物ですが、強い甘みと独特の爽やかな香りがあり生食用としても人気だということです。

 今年は裏年にあたることから、収穫量は例年よりも少ない約10トンの出荷が見込まれていて、県内をはじめ名古屋や大阪に出荷されます。

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