鎌倉時代に始まったとされる伝統の神事 受け継がれる子どもたちの楽奏
700年以上続くとされる三重県桑名市の伝統行事「御車祭」が、17日と18日の2日間、桑名宗社で行われました。
桑名宗社の「御車祭」は、鎌倉時代に始まったとされる伝統の神事で、桑名市の無形民俗文化財に指定されています。
桑名宗社の拝殿では、神職が神事を執り行い、参列した関係者が祭りの無事を祈りました。
「御車祭」は、かつて「楼車」と呼ばれる大きな山車が町内を練り歩き、その上で9歳から11歳の男の子たちが「童子」として楽を奏でていました。
しかし、戦争で楼車が焼失したほか、童子不足などを理由に、楽奏も一時途絶えていました。
その後、地域の協力によって復活し、現在は古式に沿った形で子どもたちによる楽奏が受け継がれています。
18日は、約50年ぶりに新調された装束を身に着け、子どもたちは厳かな表情で笛や太鼓の音を響かせていました。