重点市場は台湾・フランスなど 外国人誘客に向け新たな周遊ルート開拓進める
外国人観光客の三重県への誘客に向けた取り組みを検討する有識者会議が20日、県庁で開かれ、今後、台湾やフランスなどを重点市場に位置づけ、新たな周遊ルートの開拓を進めることなどを明記した誘客計画の中間案が初めて示されました。
日本を訪れる外国人観光客は、円安などを背景に増加傾向にあり、去年は約4200万人と過去最高を記録しました。

県の去年の外国人延べ宿泊者数は約37万人で、前年からの伸び率が全国で3番目の高さとなった一方、コロナ禍前の2019年と比較した回復率は全国39位となっています。
20日に初めて示された外国人観光客の誘客に向けた計画の中間案では、東京や大阪などを周遊する旅行者の取り込みをはかるため、新たな周遊ルートの開拓を進めることや、継続的にセールスを行う重点市場にアジアでは台湾、タイ、シンガポール、ヨーロッパではフランスやドイツなどを設定することが明記されました。

重点市場に位置付けた国では、日本食や伝統文化へのニーズが高く、今後、三重県の食や伊勢神宮、忍者などを中心にプロモーションを行うということです。
県は、宿泊者数や消費額などの目標数値を設定し、今年の夏ごろの計画策定を目指しています。