都市計画や防災対策など活用広がる地理情報システム 高校の教員など対象に講習会
高校の地理科で必修科目になるなど近年、注目を集める地理情報システム=GISの活用法などについて学ぶ講習会が、21日、三重県伊勢市の皇學館大学で開かれました。
GISは位置情報に関するデータを視覚的に表示することで高度な分析や迅速な判断を可能にする技術で、都市計画や防災対策、マーケティングなど様々な分野で活用が広がっています。
午後に開かれた教育コースの講習会には、県内外から高校の教員などが参加。皇學館大学文学部コミュニケーション学科の栗林梓助教がGISの基礎や活用法について講義しました。
この後、参加者たちは実際にGISの機能を体験しどのように授業や業務に役立てるかなどを学んでいました。