贈答用伊勢エビの発送スタート 1箱2~3匹の商品が売れ筋
2025年も残すところあと1カ月。三重県鳥羽市にある海産物店では、お歳暮などの贈答用に人気の伊勢エビの出荷が始まりました。
鳥羽市にある「珍海堂」では、年末年始の贈答用として需要が増えるこの時期に、鳥羽市や志摩市で水揚げされた伊勢エビを生きたまま箱詰めし、出荷しています。

11月29日は、従業員らが活きのいい伊勢エビを傷つけないよう、数匹ずつ丁寧に箱詰めしていました。
2025年の伊勢エビは漁獲量が減少しているものの、身の締まった良い伊勢エビが水揚げされているということで、1箱に2匹から3匹入った1万円から1万2000円ほどのものが売れ筋だということです。

珍海堂の水谷友紀専務は「伊勢の伊勢エビが一番いいと思っている。祝い事の象徴ですから伊勢エビを食卓に添えてもらって、皆で楽しい正月を迎えてもらいたい」などと話していました。

伊勢エビの出荷は12月28日まで行われ、年の瀬にかけてピークを迎えるということです。