警察官不在でも聴覚障がい者に対応 三重県内すべての交番・駐在所で手話通訳システム導入
警察官が不在の場合でも聴覚や言語などに障がいがある人に対して対応できるよう、手話通訳を介して警察署員と会話ができるシステムの利用が、23日から三重県内すべての交番と駐在所で始まりました。
導入されたのは、パトロールなどの街頭活動で警察官が不在の際に、交番や駐在所を訪れた聴覚障がい者らと、警察署の間で手話通訳オペレータが同時通訳を行うものです。

利用者が交番や駐在所で掲示された二次元コードをスマートフォンなどで読み込むことで、サービスを利用できます。
この日は、報道関係者を対象にデモンストレーションが行われ、三重県聴覚障害者協会の深川誠子会長が、財布を落としたという想定で紛失物の届け出を行っていました。

深川さんは、以前に娘とともに無人の交番を利用したことがあり「一人の時だったら利用できなかった」と話し、システムの導入に安心感を示していました。
三重県警察本部の米田元彦地域課次長は「今回の取り組みを広く知ってもらい、必要な機会に活用してもらえれば。緊急時には、110番アプリやファックス110番などを活用してもらいたい」と話しました。
