調理で使った油はふき取ってから 台所排水の処理について高校で出前授業
料理人を目指す高校生が通う三重県多気町の相可高校で、2日、台所から排出される水が下水道に与える影響について学ぶ出前授業が行われました。
三重県下水道公社が、調理を学ぶ高校生に、下水処理の仕組みや正しい台所排水の処理などについて知ってもらおうと、毎年開いているもので、相可高校食物調理科の1年生40人が参加しました。
講師を務めた職員は、様々な生活排水の中で最も汚れが出やすいのは台所から出る水で、調理で使った油、特に動物性のものは必ずふき取ってから洗ってほしいと呼びかけていました。
また、醤油とガムシロップを薄めたものを台所からの排水に見立て、汚れを判別する検査薬キットで、厨房から出る水がどれだけ汚れているのかを測定する実験も行われました。