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覚せい剤はアイス・大麻はチョコなど別の名前で取引 中学生が違法薬物の危険性学ぶ

 三重県御浜町の御浜中学校で27日、薬物乱用防止教室が開かれました。

 紀宝警察署では、学校を対象にネットトラブルや薬物に関する講座を開いていて、27日は御浜中学校の全校生徒119人が違法薬物の危険性を学びました。

 1・2年生はDVDを視聴、3年生は生活安全刑事課の大井克洋係長の講話に耳を傾けました。

 大井係長は、覚醒剤や大麻以外にもアヘン、コカインなど多くの違法薬物があると説明。脳にダメージを与え、落ち着きがなくなって疲労感や幻覚が出たり、依存性などがあるため自分の意志でやめられなくなったりすると強調しました。

 また、覚せい剤はアイス、大麻はチョコなど別の名前で取引されることで危険性に気付かず、中高生の検挙事案が多いことも説明しました。

 参加した生徒は「今後、自分も危機感を持って生活していきたい」「薬物を使うことは自分の人生を壊すだけでなく、家族や友達の人生も奪ってしまうことを知った」などと話し、紀宝警察署・生活安全刑事課大井克洋係長は「授業を通じ薬物に対する正しい知識を身につけ、薬物依存にならないように」と呼びかけていました。

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