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被害額9億円超 「梨」で詐欺を“無し”に

 多発する特殊詐欺による被害をゼロ=無しにしようと12日、高齢者に梨を配り、詐欺被害の撲滅を呼びかける活動が三重県桑名市で行われました。

 啓発活動が行われたのは桑名市にある喫茶店。

 この喫茶店では、高齢の利用者が多く、12日は、桑名地域生活安全協会や桑名警察署の職員らが「梨を食べて特殊詐欺の被害を無しにしよう」と、声をかけながら店を訪れた客に三重県産の梨やオレオレ詐欺のよくある手口などが書かれたチラシを配りました。

 県内では、今年に入ってから7月末までに去年の同じ時期と比べて121件多い、288件の特殊詐欺の被害が発生していて、被害額は約9億6220万円に上り、過去最高となった去年を上回るペースだということです。

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