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被害者の約6割が「詐欺の手口を知っていた」と回答 SNSなどの特殊詐欺事件 三重県警アンケート

 SNSなどを悪用した詐欺事件の被害者を対象に、三重県警がアンケート調査を行った結果、約6割の人が被害に遭う前から「詐欺の手口を知っていた」と回答したことが分かりました。

 調査は去年10月から今年3月にかけて、SNSやマッチングアプリなどを悪用した詐欺事件の被害者120人を対象にアンケート形式で行われ、42人から回答がありました。

 その結果、約6割の人が「被害に遭う前からテレビや新聞などの報道を通じて詐欺の手口を知っていた」と回答したほか、半数の人が何らかの「資産運用をしている」と回答しました。

 その一方で「投資に関して事前に周囲に相談した」と回答した人は1割にとどまりました。

 三重県警によりますと、今年1月から3月末までにSNSやマッチングアプリなどを悪用した詐欺事件の被害は県内で59件発生していて、被害額は6億5600万円に上っています。

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