若年層中心に感染拡大続く インフル警報水準下回らず
三重県内のインフルエンザの患者数は2週連続で前の週を下回りましたが、依然として国が警報レベルの目安を上回っています。
県によりますと、12月1日から7日までの県内のインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり41.87人で前の週から0.95人減りましたが、国が警報レベルの目安としている30人を4週連続で上回りました。
保健所別の患者数は、津保健所が58.4人で最も多く、伊勢保健所が51.1人、鈴鹿保健所が45.7人となっていて、小・中学生など若年層を中心に感染が広がっているということです。

また県内では、9日時点で、幼稚園と小・中学校特別支援学校において学年閉鎖が28校、幼稚園と保育園、小・中・高校の38校で学級閉鎖の措置が取られています。

県は、こまめな手洗い、室内の換気や加湿など感染対策の徹底を呼びかけています。