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自分らしい「おめかし」してランウェイ 障がい者のファッションショー

 障がい者への理解を深める催しが13日、三重県御浜町で開かれ、障がい者アートを扱ったドキュメンタリー映画の上映や、ファッションショーなどが行われました。

 このイベントは御浜町が「アートと自己表現」をテーマに開いたもので、会場では滋賀県にある障がい者施設「やまなみ工房」が制作した映画が上映されました。

 「やまなみ工房」では障がい者が独創的なアート作品を生み出し続けていて、切実な表現欲求の根源を探るドキュメンタリー映画に来場者は見入っていました。

 上映後のトークショーでは「やまなみ工房」の施設長、山下完和さんが「彼らが一日を穏やかに過ごせる場所を作っていきたい」と話し、障がい者の自己表現への理解を求めていました。

 また、御浜町に住む障がい者やその家族らがモデルとなったファッションショーも開かれました。

 モデルたちは手づくりの服やお気に入りの服を身にまとい、自分らしい「おめかし」をして思い思いにランウェイを歩いていました。

 御浜町役場健康福祉課の矢熊さんは「皆さん様々な恰好で来て自分を表現してくれて、いい機会になった」と話していました。

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