素足で歩ける海へ 地域と企業が協力して砂浜清掃
本格的な海水浴シーズンを前に砂浜をきれいにしようと28日、三重県津市河芸町のマリーナビーチで清掃活動が行われました。
海開きを前に素足で歩ける砂浜を次の世代に残そうと、本田技研工業の鈴鹿製作所と三重県ホンダ会などが毎年行っている清掃活動です。
28日は地域の人やHonda鈴鹿・硬式野球部のメンバーなど約130人が参加。強い日差しが照りつける中、トングやふるいを使って海岸に打ち上げられた木のくずやプラスチックなどを拾い集めていました。
清掃活動の後は、硬式野球部のメンバーから家庭から出る排水や捨てられたプラスチックの量など環境にまつわるクイズが出題され、参加した人は環境問題についての理解を深めていました。
参加者からは「思っていた以上にゴミが多く、こういった活動をもっとやっていかないといけないと思った」といった声が聞かれ、ホンダカーズ三重の磯田雅伸代表取締役社長は「海をきれいにするこの活動を一生懸命、社会貢献としてやっていきたい」と話していました。
また、人の手による清掃活動の後、ホンダが独自に開発したバギーを使って砂浜の細かいゴミも集められました。