約80年ぶりに輝きを取り戻した宝刀「村正」 二振り同時に展示
戦火から守るために刀身に塗られていた漆を研ぎ落とし、約80年ぶりに輝きを取り戻した宝刀「村正」が、三重県の桑名市博物館で展示されています。
展示されているのは、桑名を拠点に活躍した刀工村正が手掛け、桑名宗社に奉納された二振りで、戦時中には刀身に漆を塗って戦火から守られました。

長らく漆が塗られたまま保存されてきましたが、去年までにいずれも漆が研ぎ落とされ、美しい刀身の姿がよみがえりました。

いずれも三重県の文化財に指定されていて、よみがえった二振りを同時に見られるのは今回が初めてとなります。
文献には、年中行事として刀の手入れを行う神事が営まれた記録が残っていて、先人たちが貴重な文化財として大切に守ってきたことが伺えます。

会場には、桑名宗社に伝わる宝物や資料もあわせて展示されています。
企画展は来月10日まで桑名市博物館で開かれています。
