約2.5メートルの鎌でアマモ刈り取り 二見興玉神社で「藻刈神事」
夫婦岩で知られる三重県伊勢市の二見興玉神社で23日、おはらいなどに使われる藻を刈り取る「藻刈神事」が行われました。
「藻刈神事」は、おはらいに使う道具の材料の藻・アマモを刈り取る伝統神事で、毎年5月21日に行われています。

今年は悪天候のため、アマモを刈り取る神事だけ23日に延期されていて、神社近くの港から神職と巫女が、しめ縄を張り巡らした船に乗り込みました。
神事は、夫婦岩から700メートルほど離れた沖合の海中にある二見興玉神社のご神体「興玉神石」付近で行われ、船が到着するとその周りを三周し、お神酒などを捧げました。

神職が約2.5メートルの鎌を使ってアマモを刈り取ると、慎重に桶の中に入れていました。

刈り取ったアマモは天日で乾かしたあとに神前に捧げられ、おはらいに使われる道具の「無垢鹽大麻(むくしおたいま)」に使われるほか、けがれを払うお守りとして参拝者に授けられます。