秋の風物詩 アオサ海苔の種付け作業が最盛期
三重県紀北町の秋の風物詩、アオサ海苔の種付け作業が最盛期を迎えています。
紀北町では、引本港から矢口浦にかけての穏やかな湾内でアオサ海苔の養殖が行われていて、地元の6軒の業者が乾燥海苔を生産しています。
アオサ海苔の胞子が海中を漂うこの時期、業者たちは網を張って胞子を付着させる種付け作業に取り組みます。
この日も早朝から、潮が引いた浜辺で網張り作業が行われました。
網は幅およそ1.2メートル、長さ18メートルで、24枚をひとまとめにして浅瀬に張ります。
そして2〜3日後、胞子が付いたのを確認して網の枚数を半分に減らし、その後、網をやや沖合に移し、およそ2週間かけて海苔を成長させながら網に定着させます。
矢口浦では、地元の業者だけでなく、松阪市など県内各地の養殖業者の網の種付けも行われています。
胞子が付いた網は10月中旬までに各地へ出荷され、来年1月ごろから佃煮や板海苔の原料となるアオサ海苔の収穫が始まるということです。