石好き必見 全国から集まった鉱物200点を紀和鉱山資料館で展示
三重県熊野市の紀和鉱山資料館で、全国から寄贈された鉱物を集めた展示会が開かれています。
紀和鉱山資料館が今年4月に開館30周年を迎えたことを記念して開かれているもので、開館以来、各地の愛好家から贈られた200点以上の鉱物が特設コーナーに並べられています。
資料館の多目的ホールで開かれている特別展示では、無数の水晶が付いた秋田県の黄鉄鉱など、江戸時代に産出技術が集積した、東北地方の鉱石を多く展示しています。
見た目が樹木の一部のような長野県の柱石や、酸化鉄が染み込んだ静岡県の赤玉石なども目を引きます。
資料館を担当する市職員堀誠さんは「石好きのみなさんと年間一緒に展示を作ろうと歩んできた結果なので、みなさんここで石の多彩さを楽しんでもらえたら」と話していました。
展示会は熊野市紀和町の紀和鉱山資料館で、8月31日まで開かれています。