県内で補導した不良行為少年は前年に比べ400人以上増加 明るい社会の実現へ 取り組みを確認

犯罪や非行のない社会づくりを呼びかける「社会を明るくする運動」の強調月間を7月に控え、5月30日、津市内で三重県推進委員会の会議が開かれました
この運動は、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちへの更生について理解を深め、明るい地域社会を築こうと呼びかける全国的な運動です。
最初に、犯罪のない明るい社会の実現にむけ協力を呼びかける石破茂総理大臣からのメッセージが、津地方検察庁の作原大成検事正から三重県の服部浩副知事に手渡されました。
三重県警察本部によりますと、去年、検挙・補導した非行少年は364人で、前の年と比べて85人増加していて、犯罪には至らないものの飲酒や喫煙、深夜徘徊などで補導した不良行為少年は2272人で、前年と比べ411人増加しているということです。
この日の会議には、構成する団体のうち約70団体が参加し、運動の目標や取り組みなどが確認されました。