目撃者から特徴どう聞き出す? 三重県警察学校で捜査用似顔絵の講習会
事件が発生した際に捜査に使われる似顔絵作成の技術向上を目指す講習会が、三重県警察学校で開かれました。
捜査用の似顔絵は、被害者や目撃者の情報を基に作成され、犯人逮捕に結びつく重要な手がかりになります。
講習会では警察官や警察事務官ら約40人が参加し、講師から似顔絵を描く際のポイントを学んだほか、実際に似顔絵を作成する実習を行いました。
2人一組になり、1人が犯人の特徴を聞き出し、それをイメージして似顔絵を描く実践的な訓練では、受講者が国籍やおよその年齢、性別、顔のパーツの特徴などを聞き出して似顔絵にしていました。
三重県警察本部によると、県内で去年発生した事件のうち、49件で60枚の似顔絵が捜査に活用されたということです。
講師を務めた沖縄県警察本部の安里秀明警部補は似顔絵作成について、「画力も大事になるが、それよりも大事なのは目撃者から犯人の特徴を聞き出すコミュニケーション能力だ」と受講者に訴えかけていました。
参加した警察官は「書き方や聴き取り方を今後の捜査をする上で活かしていきたい」と話していました。
三重県警は今後も若手人材の育成を図り、事件の解決につなげたいとしています。