町の名前の由来となった「マコモ」の田植え 三重・菰野町
三重県菰野町の特産品で、町の名前の由来となったイネ科の植物「マコモ」の田植えが1日に町内で行われ、障がい者施設の利用者達らが汗を流しました。
障がいのある人が農業分野で活躍することで、自信や生きがいを持って社会参画する取り組み「菰野町農福連携事業」として菰野町と菰野町社会福祉協議会が2018年から行っているものです。
田植えには菰野町わかば作業所に通う9人のほか、町内のマコモの生産者や菰野町の諸岡高幸町長など約40人が参加し、一列になって2300平方メートルの耕作放棄地に900株のマコモを植えていきました。
マコモは一株が大きく、作業を機械化することが難しいことから、株分けや田植え、収穫などを手作業で行います。
そのため、これから秋の収穫に向けて、わかば作業所の利用者たちが農作業を行うことで、町の特産品の生産量アップにつながるということです。