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産学連携で南海トラフ地震への備え強化 三重大と生保

 南海トラフ巨大地震への備えを強化しようと、三重大学(三重県津市)と明治安田生命が産学連携で防災・減災などの対策に取り組むことになりました。

 三重大学と明治安田生命は去年12月に包括連携協定を結んでいて、産学連携で取り組む今回の南海トラフ巨大地震への対策が、初の共同プロジェクトとなります。

 南海トラフ巨大地震が発生した際には、最大で約30万人の死者が想定される中、適切な対策を行うことで被害を10分の1におさえようと、三重大学がこれまでに培ってきた防災の知見と明治安田生命の持つ県内約800人の営業スタッフによるネットワークをいかすものです。

 具体的には、三重大学が制作する地震防災の啓発動画を組み込んだチラシを明治安田生命の営業スタッフが配布するなど、個人を対象にした防災・減災の取り組みを行います。

 さらに、地域を対象にした取り組みのおもなものとしては、尾鷲市内の小中学校で行っている防災教育において、人的支援や教育資材の充実をさせて次世代の防災人材を育成します。

 三重大学の川口淳教授は「この地域に新しい風を吹かせることができれば、大幅に南海トラフ地震の死者や被害を低減できるのではないかと」と期待を寄せました。

 また明治安田生命保険の宇戸大輔執行役員は「この地域がこれからの150年も安心安全で暮らせるように貢献していくのが当社の使命」と話していました。

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