狭い空間での対応など 宿泊・商業施設の従業員らが応急手当の技術学ぶ
安心安全な観光地を目指し、宿泊や観光施設の従業員らが正しい応急手当の技術を学ぶ、初動救護員養成講座が28日、三重県鳥羽市で開かれました。
県内の大学などでつくる「リカレント教育プラットフォームみえ」の取組の一環として、鳥羽商工会議所と鈴鹿医療科学大学が開く全4回の講座です。
2回目となる28日は、市内の宿泊施設や商業施設などから24人が参加。鈴鹿医療科学大学救急救命学科の神藏貴久教授が講師となり、前回の講座で学んだ胸骨圧迫やAEDの扱い方などを復習しました。
また、客室に移動し、室内のトイレで宿泊客が倒れた場合を想定して、狭い空間でどう対処するか考え実践しました。
講座はあと2回行われ、試験に合格すると初動救護員の認定証が授与されます。