熱中症の疑いで70代女性死亡

今年初めて熱中症警戒アラートが出された18日、三重県内各地で35℃以上の猛暑日となり、明和町では熱中症の疑いで70代の女性が死亡しました。
18日の県内は朝からすっきりと晴れ、強い日差しが照りつけました。
気温は午前のうちに30℃を超えたところが多く、県内12カ所ある気温観測点のうち今年最多の6カ所で35℃以上の猛暑日になりました。
この暑さの影響で午後3時半までに県内で11人が熱中症の疑いで救急搬送され、そのうち自宅の庭で倒れていた明和町の70代の女性が死亡しました。
熱中症が原因とみられています。
三重県の一見勝之知事は定例記者会見で、予防対策の徹底と不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
知事は「気温が上がる日中の農作業や植物への水やりは控えてほしい。夏の暑い時は畑に日中行くのはやめましょう。日中、庭に出るのも是非控えていただきたい。特に高齢の方は気をつけてほしい」と話しました。
19日も厳しい暑さが予想されます。熱中症予防のための行動をとってください。