熊野大花火大会を前に 大学生らがボランティア活動
17日に熊野市で開かれる熊野大花火大会を前に、国際ボランティア学生協会の大学生が、会場の七里御浜海岸で指定席の区画を設置しました。
NPO法人国際ボランティア学生協会は、2011年の紀伊半島豪雨で被害があった熊野市で救援活動を行ったのがきっかけで、翌年から熊野大花火大会の運営に携わっています。
11回目となる今年は、全国から129人が14日に現地入りし、16日まで海岸清掃や指定席の設置作業に取り組んでいます。
15日は、時折雨も降る中、ロープで長方形の指定席の区画を作り、金具を打ち込んで、固定する作業を行っていました。
大学生らは17日の大会当日、会場の誘導役や、露店で熊野地鶏の焼き鳥の販売も行い、大会後の18日は後片付けを手伝い、19日は熊野を観光するということです。
立命館大学4年・山根まやさんは「花火大会を成功させるために活動を行っています。全力でお手伝いさせていただきますので花火大会を楽しみにしてください」と話しています。
(取材:中日新聞・熊野通信局)