熊本地震を受け防災意識高める 三重大学で非常食と保存水を配布
28日に熊本県で発生した最大震度7の地震を受け、三重県内でも南海トラフ地震への備えが重要となる中、30日、津市にある三重大学では、学生らの防災意識を高めようと、防災備蓄用の食料と水が配布されました。
実際に非常食や保存水を手にしたり食べたりすることで、災害への備えや備蓄の大切さについて考えてもらおうと行われました。この日は日本非常食推進機構から提供されたアルファ化米やパンなど、賞味期限が近い非常食と保存水のセット720セットが用意されました。
配布が始まると、次々と学生や職員が訪れ、スタッフから賞味期限が近いことやアレルギー物質を確認することなど注意点について説明を聞き、備蓄セットを受け取っていました。
備蓄食を手にした学生は「熊本県で地震があったと聞いて、自宅の食料や水が足りていないと危機感を覚えて取りに来た」「非常時でもおいしいものが食べたいので、そういった面でも試せれば」と話していました。
大学では「こういう機会を通じて災害時の対応を考えてもらいたい」と話しています。三重大学防災危機管理室の柘植智司室長は「学生には自分事として防災について考えてほしい」と呼びかけていました。