災害時の課題 携帯トイレの使い方などを小学生が体験
子どもたちに災害時に起きることや身の守り方について考えてもらう「夏休み防災教室」が、7月31日、三重県菰野町で開かれました。
菰野町社会福祉協議会が開いているもので、3回目となる今回は、町内の小学3年生から6年生までの21人が参加しました。
今年のテーマは、災害後の生活で課題となる「トイレ」です。
子どもたちは、大きな災害が起きた時は下水施設が被害を受けている可能性があることから、トイレを使用しても大丈夫か必ず確認をすることを学んだほか、非常用の携帯トイレの使い方を体験しました。
子どもたちは段ボールを2枚重ねて作った簡易トイレに、排泄物に見立てた水を注ぎ、実際に使用したときの状況を確認していました。
また、ペット用のシーツや猫砂新聞紙などが携帯トイレの吸水シートの代わりになることも学び、子どもたちは非常時への意識を新たにしていました。