漂着ブイを太鼓に 小学生が海ごみから楽器づくり
海の環境問題を学び、きれいな海を守る意識を育てようと、24日、三重県鳥羽市の小学生が海岸で拾ったごみを使った楽器作りを体験しました。
鳥羽ロータリークラブが企画し、鳥羽小学校の5年生29人と海上保安庁の職員が参加。坂手島で集めたペットボトルや漂着ブイなどを材料に、子どもたちはビーズを入れてマラカスを作ったり、ブイを加工して太鼓にしたりと、工夫を凝らした楽器を完成させました。
参加した子どもたちは「自分たちが拾ってきたごみが楽器になることで、SDGsなどにつながると思う」などと話していました。
9月には、この日つくった楽器を使って、日本センチュリー交響楽団の音楽家とともに、鳥羽水族館で演奏会を開く予定です。