気化熱でエアコン室外機を冷やし省エネ対策 三重・鈴鹿市の会社が開発「GXマット」
本格的な夏を前に、これから欠かせなくなるエアコンの室外機を直接冷やす省エネ商品を取材しました。
農業資材卸や造園緑化資材の製造販売などを行う、三重県鈴鹿市の南出が開発した「GXマット」が今注目を集めています。
南出紘人社長によると「吸水力があり、乾燥してはまた濡れてくれる性能によって、じわじわと気化熱がずっと発生。簡単に言うと、ずっと打ち水がされている状況でそうすると気化熱で室外機の温度がどんどん下がっていく」ということです。
この商品で室外機の温度を下げることで、最大で38%の消費電力が削減できるということです。
電気代の高騰する中、南出社長はエアコン使用のハードルを下げる一因になればと願いを込めます。
南出社長は「暑いけれども電気代がかかってしまうので、エアコンを消して寝てしまい、体調を崩す話をよく聞く。そういった方々に是非このマットを検討いただきたい」と話していました。
今後は、店頭での販売を目標に進めているということです。