アレルギー歴ある患者に同成分の抗菌薬を誤投与 男性死亡の因果関係を調査中
三重県桑名市の地方独立行政法人・桑名市総合医療センターは、気管支ぜんそくで入院していた当時60歳の男性患者に薬を誤って投与し、男性がその後死亡していたと21日に明らかにしました。
桑名市総合医療センターによると、今年2月13日に気管支ぜんそくで入院した男性に対し、30代の医師が抗菌薬「バクトラミン」を処方しました。
男性は過去に別の病院で処方された同じ成分を含む抗菌薬「ダイフェン」を処方された際にアレルギー反応を起こしていて、電子カルテには「ダイフェン」が禁忌薬と記載されていましたが、医師は「バクトラミン」が同じ成分だと認識していなかったということです。
男性は2月20日に退院したものの、皮膚がただれるなどのアレルギー反応が出たため、2月26日に愛知県の病院に入院し、3月23日に敗血症で死亡しました。
桑名市総合医療センターでは誤投与との因果関係については病理解剖などで調査中としたうえで、遺族に対しては補償する方針だということです。