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柔らかな色合いで所々に穴 縄文土器からインスパイアされた作品展

縄文土器の装飾にインスパイアされた造形作品の展覧会が、15日から三重県四日市市の目黒陶芸館本館で開かれています。

 柔らかな色合いで穴が所々に空いた不思議な形態が特徴の重松あゆみさんの展覧会が、国の登録有形文化財に指定されている「旧平田家住宅書院」を会場に開かれています。

 この会場で重松さんの展覧会が行われるのは5年ぶりで、2020年以降に造られた作品12点が並んでいます。

 作品は土をひも状にして形づくる「紐づくり」の技法で造られ、複雑に絡み合った構造が約140年前に建てられた書院の中で様々な表情を見せています。

 重松さんは「作品の周りを回ったり穴をのぞいたりするなどいろいろな角度や距離から見て自由に立体造形を楽しんで欲しい」と話していました。

 この展覧会は今月23日まで開かれています。

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