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松阪中央総合病院が「がんゲノム医療」連携病院に 市民公開講座で課題を解説

 遺伝子情報を解析して患者に適した治療を行う「がんゲノム医療」について理解を深めてもらおうと、2月28日に三重県松阪市で市民公開講座が開かれました。

 がんゲノム医療とは、患者のがん組織の遺伝子を解析し、がんの原因や体質に適した薬を選択して治療するもので、今回の講座は松阪中央総合病院が「がんゲノム医療」の連携病院に指定されたことを受け開かれました。

 松阪中央総合病院緩和ケアチームの岩田真医師が講演。緩和ケアは患者やその家族の苦痛を予防し、緩和するもので、がんと診断されたときから始まっていることなどを説明しました。

 また、三重大学医学部附属病院ゲノム診療科の奥川喜永教授が特別講演を行い、がんゲノム治療の歴史や現状などについて報告しました。

 奥川教授は「がんの原因となった遺伝子の変化を探し、その患者さんに効く薬を見つけて投与しようとするのがゲノム医療」と話し「その検査が松阪中央総合病院で受けられるようになった」と呼びかけしました。

 さらに「検査を受けられる対象が体の状態がよく、標準治療がないなどと限定されている」と話し「いろいろな学会がこの縛りをなくしてほしいと国に要望している」と説明しました。

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