書き下ろし小説が教科書に採用されたはやみねかおるさんなど 2人と1団体を顕彰
スポーツや文化、地域貢献の分野などで活躍した人に贈られる「三重テレビ大賞」の受賞者が決定し26日、顕彰式が行われました。
今年の三重テレビ大賞には、パリパラリンピックに出場した大紀町出身の井谷俊介選手と、伊勢市出身のミステリー作家はやみねかおるさん、そして四日市市の県立北星高校の2人と1団体が選ばれました。
顕彰式では、三重テレビ放送の田中達也社長から表彰状と記念品が受賞者に贈られました。
井谷俊介選手は20歳の時に交通事故で右膝から下を切断、義足のランナーとして去年のパリパラリンピック・200メートル決勝で7位入賞、来年愛知県で行われるアジアパラ競技大会での活躍が期待されています。
はやみねかおるさんは、小学校の教師をしていたころ本嫌いの子どもたちを夢中にさせる本を探すうちに自ら書き始め、去年、書き下ろしたミステリー小説が小学校の国語の教科書に採用されました。
四日市市にある県立北星高校は、約10年前から地域と連携した防災教育に力を入れ、生徒と地域の高齢者が合同で避難訓練を行っています。