明治から昭和にかけて日本の近代洋画が成熟していく様子を紹介
26日、明治から昭和前期までの洋画を集めた特別展が三重県立美術館で始まりました。
この特別展「ルックバック:近代洋画」は、三重県立美術館が収集した洋画のコレクションから約100点が展示されていて、西洋化の波を受けて日本独自に発展してきた洋画の歴史と魅力を知ることができます。
会場には、日本画に西洋の写実的な技法を取り入れて描かれた作品や、フランスに渡って絵画を学んだ画家の作品などが年代ごとに分かれて紹介されていて、訪れた人たちは、日本の洋画が成熟していく様子をじっくりと鑑賞していました。
三重県立美術館・学芸員の坂本龍太さんは「美術の初心者から愛好家まで幅広い人が楽しめる内容となっている。ぜひお越しいただければ」と話しました。
特別展「ルックバック:近代洋画」は7月6日まで三重県立美術館で開かれています。