明倫商店街火災から見えた課題 消防車が入れない狭い通路、延焼防ぐには
戦後間もなく生まれた明倫商店街には、法律で設置が義務化されている消防ポンプ車に接続する連結送水管がなかったほか、道幅が狭く、消防車が入ることができませんでした。
明倫商店街より30年ほど古い1915年に生まれ、飲食店や青果店などが200メートルにわたって軒を連ねる桑名寺町通り商店街。約30メートルごとに6つの消火栓があるほか、連結送水管も設置されています。
また、消防車が進入できる入り口が東西南北に9カ所あります。それだけではなく、定期的に火災を想定した訓練も行っていて、飲食店も火の管理を徹底しています。
桑名寺町通り商店街の佐藤博之理事長は、「送水管から水を出して消火活動をする訓練や消火器を使う訓練を行い、意識を高めることにつながった。火災を起こさないことが大事なので火事への注意と火災が起きた時に初期消火ができるような訓練を行いたい。」と話していました。
今回の火災を受けて、三重県ではアーケードのある商店街について、消防車が入ることができるか、放水が適切に行えるかなどを確認する調査を県内の各消防本部に依頼して実施する予定です。