明倫商店街火災から見えた復旧への課題 焼け跡に残る大量がれき、処理どう進めるか
8月31日に発生した三重県伊勢市の明倫商店街の大規模火災は、発生から1週間がたちました。
火災廃棄物の処理が課題となる中、過去に火災を経験した商店街を取材しました。
商店街のほぼ全域が焼け、58棟が被害を受けた伊勢市の明倫商店街の火災。7日も現場検証が行われましたが、出火原因の特定には至っていません。
一方で、課題となっているのが、焼け跡に残った大量のがれき、火災廃棄物です。今月4日の会見で、伊勢市の鈴木市長は、今回の火災は災害救助法の適用外となるため、国からの支援を受けることは難しく、今後の課題になると話しました。
2018年1月26日、伊勢市の高柳商店街でも住宅や店舗など6棟が全焼する火事がありました。
その際に大量に火災廃棄物が発生したため、伊勢市は危険と判断し、商店街の通路を封鎖しましたが、各店舗の営業にも支障が出ることなどから、高柳商店街が火災廃棄物を含む土地を購入することを決めました。
その後、地元住民や、消防団、伊勢市などと協力し火災廃棄物の撤去に取りかかりました。火災から8年がたち、買い取ったスペースを今後、さらに幅広く活用したいとしています。
明倫商店街の火災から1週間。原因の究明とともに火災廃棄物の処理をどう進めるのか、対応が急がれます。