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旧宮家ゆかりの宝物21点を公開 皇學館大学で企画展「久邇家の至宝昭和百年をむかえて」 

 三重県伊勢市にある皇學館大学の神道博物館では、旧宮家の久邇家から寄贈された同家に伝来する至宝を紹介する企画展が開かれています。

 皇學館大学は1882年に当時の神宮祭主、久邇宮朝彦親王の命で神宮の学問所に創設された「皇學館」を始まりとしていて、その子孫で現当主の久邇邦昭さんは伊勢神宮の大宮司をつとめるなど皇學館とも深い縁があります。

 企画展では、久邇邦昭さんから寄贈された史料を含む21点が公開されていて、朝彦親王が実際に使用したという青い釉薬(ゆうやく)で裏菊紋が施された急須のほか、大正天皇からたまわったまき絵の硯箱、皇室の祝い事の際の記念品として用いられるボンボニエールなどを見ることができます。

 この扇形をしたボンボニエールは、現当主の結婚の際に昭和天皇と叔母にあたる香淳皇后からたまわりました。

 「久邇家の至宝昭和百年をむかえて」は、皇學館大学内にある神道博物館で12月20日まで無料で入館できます。

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