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新しい防災気象情報が28日からスタート 避難の目安を5段階で表示 「キキクル」活用も

 大雨・台風などの気象災害から身を守るため、気象庁が発表する防災気象情報。

 梅雨や本格的な台風シーズンを前に、防災気象情報が今月28日から新しくなります。

 津地方気象台 瀬下政宏防災管理官は「住民のみなさんがとる避難行動を分かりやすく5段階の警戒レベルで提示している」と話します。

 新たな防災気象情報が導入される背景には、気象庁が発表する情報が住民の避難行動につながっていないという現状が指摘されています。

 三重県では、おととし8月の台風10号で松阪市と大台町には県内で初めて警戒レベル5に相当する「緊急安全確保」が出されましたが、避難対象者約3万4000人の内、避難所に避難した人はピーク時で155人で避難率は全体の1割以下でした。

 では、具体的にどのレベルでの避難が求められているのでしょうか?

 瀬下防災管理官は「レベル4危険警報では全員避難になる。発表時には全員避難を心がけてほしい」と述べました。

 しかし、防災気象情報は対象地域が市町単位となっているため、災害時はさらに細かく今いる場所の情報を調べる必要があります。

 そこで、参考になるのが大雨などによる災害の危険度を色分けした地図で確認できる「キキクル」。

 防災気象情報の警戒レベルの色分けに対応しています。

 実際に、去年9月に起きた四日市市の集中豪雨の際の「キキクル」を見てみると、市の中心部で警戒レベル4相当の紫色になっています。

 運用開始まであと2週間余り。気象台の担当者は、梅雨に入る前の今のうちに情報を確認するよう呼びかけています。

 瀬下防災管理官は「自分の住んでいる地域や、周辺の地域にどのような災害リスクがあるのか考えて、新しい防災気象情報を有効に活用して、自分の避難行動だけでなく、家族や近所のみなさんの避難につなげてほしい」と呼びかけました。

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