抗がん剤などの製造を支える新設備が完成 東ソーが四日市に約140億円投資 2027年6月運転へ
三重県四日市市に事業所を置く総合化学メーカー東ソーが約140億円をかけて新しい製造設備を完成させ、6日、式典が開かれました。
東ソー四日市事業所で行われた医薬品をつくるための分離精製剤製造設備の完工式には、関係者ら約60人が出席し、完成を祝いました。
式典で三重県の一見知事は「医薬品をつくることに役立つ分離精製剤の役割は重い。今回の工場が稼働することで生産量が約2割増えることから、世界の人の命を救うことに繋がる」と祝いの言葉を贈りました。
分離精製剤は、抗がん剤などのバイオ医薬品を製造する過程で不純物を取り除き、必要な成分を抽出する際に使用されます。
東ソーの主力製品のひとつである分離精製剤を製造する設備は山口県にもあり、今回、初めて四日市市に置くことで災害時などに事業を継続させ、安定的な供給を目指します。
新しい製造設備は2027年6月から運転が開始される予定です。