恒例のタイフェスティバルにぎわう

日本からの海外旅行先として近年、人気が高まっているタイの魅力を知ってもらおうというイベントが名古屋市で行われ、多くの家族連れらでにぎわいました。
タイの食事や文化を身近に楽しんでもらおうと、タイ王国大使館が認定する公式のタイフェスティバルとして毎年開かれているもので、今年で18回目となります。
会場にはグリーンカレーやガパオライス、パッタイなど本格的なタイ料理を販売するブースや、異国情緒あふれる色彩豊かな雑貨を販売する店舗など約50のブースが軒を連ねました。
三重県桑名市に本社を置く総合食品メーカーで、タイに現地の食材を使用したタイフードの工場を持つヤマモリのブースでは、タイカレーなどのラインナップがずらりと並べられたほか、SNSをフォローするとオリジナルのシールがもらえると人気を集めていました。
ヤマモリの三林憲忠代表取締役会長は「タイと日本のかけ橋になるのがヤマモリのモットーでもある。両国は(さらに)理解・交流を深める必要があると思う。この催しが、その一助になれば」と話していました。
この日は朝から多くの人が訪れ、エキゾチックな香りが漂う会場で、タイ料理を頬張りながらひと時の旅行気分を味わっていました。