御在所岳山頂で「山の日」祝う 集まった人に記念カード
8月11日は「山の日」です。三重県菰野町にある御在所岳の山頂では「山の日」を記念したイベントが開かれました。
御在所岳山頂は雨と霧のあいにく天気となりましたが「山の日」を祝おうと山好きの人が集合。集まった人たちに山の日の記念カードが配られました。
この後、登山客らは一等三角点に整列し、記念撮影を行いました。
参加者は「今年は雨で大変ですけど、楽しかった」「心は晴天です」と楽し気に話し、御在所ロープウエイの樋口達也部長は「御在所岳は麓に比べて10℃程涼しいところ。いま真夏で非常に暑いと思うので、この涼しい山頂にお越しいただけたら」と話していました。
また、この日は三重県や警察などで作る三重県山岳遭難防止対策連絡協議会による遭難防止の啓発も行われ、山に登る際の登山計画の提出やクマの対策として、鈴やラジオの携帯なども呼びかけられました。
三重県内では今年に入ってから7月末までに49人が遭難し、3人が亡くなっています。
四日市西警察署・山岳警備隊の山村典史隊長は「道を間違えることも少なからずある。しっかり紙の地図や登山アプリなどを見て迷わないよう計画的に臨んでほしい」と呼びかけていました。