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平和への願いを次世代へ 国際平和デーに合わせて書を奉納

21日の国際平和デーを前に、三重県津市にある三重県護国神社で、書道家たちが世界平和を願って書を奉納しました。

 21日の国際平和デーにちなんで靖国神社や全国47社の護国神社、広島・長崎の平和公園などで世界平和を願い書を揮毫するというプロジェクトです。

 戦後80年を迎えた今年、三重県護国神社には書道教室に通う子どもや皇學館高校書道部の生徒たちが集まりました。

 笛の音色が響く中、皇學館高校の生徒たちは順番に筆を手にとり「平穏無事」という文字をゆっくり大きく書き上げました。

 このあと、津市で活動する書家の山脇結翠さんが次世代にも平和への願いをつないでいく決意を込めて、漢字一文字「紡」を力強く揮毫しました。

 皇學館高校の太田彩音さんは「今年は豪雨災害やクマによる被害などが多く、暮らしが脅かされているので平和を意識して書いた。戦後80年のことを忘れずに平和を願いたい」と話していました。

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