差別ない社会めざして 教員ら集まり研究大会
あらゆる差別をなくしていくため様々な教育課題について研究する大会が、17日と18日の2日間、三重県名張市と伊賀市で開かれました。
研究大会ではまず、三重県人権教育研究協議会の川島三由紀会長が挨拶。「今年は障害者差別解消法など、いわゆる『人権三法』が施行されて10年。人権教育の広がりや深まりが見られる一方で、部落差別などの解消には至っておらず、インターネット上での中傷も行われている。このような時代だからこそ、差別の現実を直視し、子どもたちの命と尊厳を守ることに全力を尽くさなければならない」と訴えました。
来賓として挨拶した三重県の野呂幸利副知事は、部落差別の解消に向けて条例の制定を検討していることを説明しました。
この後「地元報告」として、名張市を中心とした伊賀地域の児童生徒や教職員らが人権劇を披露。学校と地域が連携して差別をなくしていく姿や、それを継承していこうという取組を伝え、会場からは大きな拍手が送られていました。
研究大会では、「仲間づくり」「人権学習」「進路・学力保障」「地域活動」など18の分科会と特別分科会が設けられ、2日間で、リモート参加を含めのべ約6000人が熱心な議論を行いました。